MUJI LaboがCamperとつくったレザースニーカー
無印良品が2024年秋冬シーズンからリニューアルしたMUJI Labo、2025年春夏のラインナップが一部instagramで公開され、その中で紹介されているレザーローカットスニーカーが、どうみてもCamper(カンペール)のPeu Cami。思わず二度見したが、共同開発商品とのことだった。
ベースはPeu Camiでありながら、ソールにステッチがなかったり、革素材の表面仕上げが微妙に違うように感じた。
前者のソールはコンバースやムーンスターで馴染みのあるバルカナイズ製法で、後者の革素材はLWG認証のレザーを採用しているとのことで、細かい部分に無印良品らしさが適用されている。
今回のMUJI LaboでCamperやそのベースとなったPeu Camiを知った・興味を持った人もいるかもしれないので、改めてこの場でぼやいておこうと思う。
CamperのPeu Cami、靴紐は変更済み
靴紐
この靴のアイコニックな特徴の1つとして、靴紐が挙げられる。いわゆる紐の両端を結んでいき、最後に蝶結びをするスタイルではなく、ひも自体が伸縮性のゴムとなっており、一筆書きのように紐が交差しない構成となっている。
公式では、靴の皮部分と色と靴紐の色の組み合わせは同系色ではありつつも若干違う色なので、同じ色に揃えたい場合は別売りの紐を買う必要があった。(バルセロナの店舗では「色揃えたいんだけどな〜」と言ってみるとおまけしてくれる時もあった)
その点MUJI Laboのスニーカーは最初から色が統一されているので追加で買う必要はなさそうだ。
紐の替え方
ちなみに、別売りの紐はハイカットのPeuに合わせた長さなので、ローカット勢にとってはかなり長い紐を買うことになる。穴を通して余った部分はハサミで切って、切り口をライターやバーナーで炙ると溶けて硬化するのでほつれにくくなる。
インソール
これもMUJI Laboの方はバルカナイズ製法かつ中空構造で衝撃も和らげるとのことなので、公式のペタペタしたインソールとは違う模様。
ちなみに、自分は立ち仕事をしていた時期もあり、その頃から中にBirkenstock(ビルケンシュトック)の BLUE FOOTBEDを入れている。柔らかい系のインソールではなく硬めの素材で土踏まずも支える系だが、これが結構良い。しかもかなり長持ちする。(Camperは何足も買い替えてるが、BLUE FOOTBEDは最初からずっと使い続けている)
僕自身、CamperのPeu Camiは大学時代にバルセロナへ行った際、直営店で初めて購入してから、10年近く運動する以外の普段履きとしてほぼ毎日履いているので、それがMUJI Laboで買えるというのは嬉しい。
そういえば、MUJI Laboのリニューアルに合わせて衣料品エリアだけ先行してオープンした代官山の店舗が、生活雑貨や食品のエリアも既にオープンしているらしいので、2月にレザーローカットスニーカーが発売されたら併せて見にいこうと思う。
初めて買ったPeu、愛着が湧いて中々捨てれない